春本番の花たち ”12,04,08
最高気温が15℃を越す日々が続くようになって、やっと本格的な春の到来。
野山や道端、畑の脇などで様々な花が見られます。
過去の記憶を辿って見られた花々を掲載してみました。
オキナグサ(キンポウゲ科)
コシノコバイモ(ユリ科)
中部地方の山地の樹林下などに自生する小型の多年草で、1,5〜2センチ
ほどの小さな可愛い花を付けます。
丘陵や野山で普通に見られましたが、開発や環境の変化で急激に
個体数を減らし、絶滅危惧U類に指定されています。
ウグイスカグラ(スイカズラ科)
身近な野山で普通に見られます。 6月頃に熟す赤い果実は甘く
食べられますが、有毒のヒョウタンボクに似ていますので要注意です。
サンシュユ(ミズキ科)
朝鮮や中国原産の落葉樹で、日本には薬用植物として入ってきました。
果実を乾燥したものは、果実酒や薬用に利用します。
クロモジ(クスノキ科)
主に太平洋側の山地に自生。 花は直径7〜8ミリくらい。
材はとても良い香りがあって、この木で作った楊枝を黒文字と呼びます。
アズマイチゲ(キンポウゲ科)
山地の樹林下に自生していますが、環境によってかなり花や草体に
変化があるように思います。
イワウチワ(イワウメ科)
山地の岩場などに自生する小型の多年草で、自生は多くないようで、
みられる山域も限られます。
ヒメオドリコソウ(シソ科)
雑草として扱われますが、良く見るととても可愛い花。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、今では全国的に野生化。
ヒュウガミズキ(マンサク科)
限られた山域に自生しますが、庭木としての人気が高く
盛んに増殖されて、庭木や公園木として利用されています。